2022/02/03
もともとパソコンが得意で既にメーカーの既製品を使っている人も、これからインターネットの使い方などを含めてパソコンを勉強しようとしている人も、自作パソコンに興味をもっている人は少なくないでしょう。専門ショップや家電量販店で売られているメーカーの既製品と比べて、自作パソコンにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。まず、メリットですが自分が必要とする機能だけを実装した無駄のないスペックのパソコンが手に入るということがあげられます。メーカーの既製品は動作が保証されており安定稼働するのが魅力ですが、既製品ゆえにどうしても機能に過不足があります。
自分としては必要のないテレビのチューナーやDVDプレイヤー機能などが搭載されていて、その分だけ価格が高くなったりします。自作パソコンはその点、必要とする機能を満たすだけの部品を買い集めて組み立てれば良いので無駄な出費が省けます。また、CPUのクロック数やメモリーの容量など、強化したい部分の部品だけを買い換えて交換すれば良いので、これもまた費用の節約になります。自作パソコンのデメリットとしては、少し専門知識がないと正常に稼働するものが完成しないということがあげられます。
パーツの組み立て方自体は技術の進化に伴い、初心者でも作業しやすいものになっています。しかし、CPUとマザーボードの相性を調べたり、接続するディスプレイに適合したグラフィックボードおよびドライバーを探して設置するといった作業には、どうしても専門知識が必要になります。正常に稼働する自作パソコンを完成させるには、ユーザーとしての自分のレベルに釣り合ったスペックのものを組み立てることが重要です。